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高鴨穏乃「ねえ、どうして憧は先輩たちのことを呼び捨てにしてるの?」SS

      2015/11/08

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:03:10.02 ID:bxxpIRga0
やえ「灼!」

灼「何?」

やえ「二月十四日は空いてるか?」

灼「普通に学校だけど・・・」ナニイッテンノ?

やえ「阿知賀もその日は半日でしょ?予定はあるのかって聞いてんの!」

灼「え・・・別にないけど・・・」

やえ「そう、ないのか」

灼「うん」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:07:34.59 ID:bxxpIRga0
やえ「そうか、ないのか」

灼「そうだけど・・・」

やえ「・・・・・・・・・」

灼「・・・・・・・・・」

やえ「・・・・・・・・・もう!」

灼「な、何・・・?」

やえ「この奈良個人戦一位の私がその日一緒に過ごしてあげるって言ってんの!バカ・・・///」

灼「あ、うん」

やえ「じゃ、じゃあ約束だかんな!学校終わったら駅前に集合だぞ!」

灼「わかった」

やえ「ふふふ、それではな、灼」

灼「何だったの一体・・・」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:21:21.93 ID:bxxpIRga0
灼「・・・ってことがあったんだけど」

憧「はは~ん。それはデートね」

灼「デート!?まさか・・・///」

穏乃「いいな~、灼さんデートか~」

憧「デートくらいあたしが付き合うわよ、しず」

穏乃「えっ?いいの!?やったー!」

灼「大げさな・・・」

穏乃「え~、そうですか~?だって、デートって何でも好きなもの食べさせてもらえるんですよ?こないだテレビで女の子がフルコースご馳走になってましたし」

憧「フルコース・・・。むむ・・・」

灼「それは相手に悪いよ」

穏乃「ですよね」

憧「しず!ラーメンならオッケー!」

穏乃「やたー♪」

灼(デート・・・。いやいや、さすがにそれはない・・・はず)
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:29:40.71 ID:bxxpIRga0
憧「そんで、待ち合わせとかはどうすんのよ」

灼「一応駅前だけど・・・」

憧「ふーん。ま、妥当なとこね。ここらじゃ遊ぶとこなんてあんまりないから」

穏乃「ねえねえ、憧。駅前に美味しいラーメン屋が」

憧「よし、あたしたちも駅前に行くわよ!」

灼「えぇ?一緒に来るつもりなの?」

穏乃「ダメですかね?」

憧「まあまあ、現地まで一緒ってことで」

灼「まあいいけど・・・」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:37:23.10 ID:bxxpIRga0
灼「お待たせ」

やえ「わわっ!」

灼「何驚いてんの」

やえ「後ろからいきなり声をかけるから・・・って、灼。後ろのは・・・」

憧「あ、私たちはこれでお邪魔するんで」

穏乃「えぇ~?一緒じゃないの~?」

憧「バカ、デートの邪魔でしょ」

やえ「で、デート!?い、いや、まあ、その・・・///」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:43:16.71 ID:bxxpIRga0
穏乃「ほら、ダブルデートとかっていうじゃん。やえさんもいいですよね?」

やえ(デート・・・。周りからもそう見えてしまうか・・・。やれやれだな///)

憧「おーい」

やえ「う、うむ。まあ、灼がいいというのなら構わない」

灼「えっ、私に振るの?」

穏乃「どうなんですか灼さ~ん?」

灼「別にいいけど・・・」

憧「やれやれ、しずの思い付きにも困ったものね」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:49:50.37 ID:bxxpIRga0
憧「で、これからどうするんですか、やえさん?」

やえ「そうだな。予定としては・・・」

穏乃「ラーメン!」

灼「は?」

穏乃「ラーメン食べたい!」

憧「またあんたは・・・」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:54:16.46 ID:bxxpIRga0
穏乃「だって、学校終わってすぐここに来たんですよ?まだお昼ご飯食べてない!」

やえ(ここはこの子の希望を聞いてやろうじゃないか。小洒落た店で食べる予定だったのだが、灼の後輩に優しくすれば灼の高感度も・・・)

やえ「私はそれで構わない。高鴨といったな」

穏乃「はい、穏乃です」

やえ「うん。お勧めがあるのならそこに行こうじゃないか。灼もそれでいいか?」

灼「あ、うん。すみません。後輩のワガママに付き合わせちゃって・・・」

やえ「なに、王者たる者、常に心に余裕をだな」

灼(もしデートなら、食事でラーメン屋はきっとないと思・・・。今日のはただの遊びの誘いだったんだ)
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 03:57:58.77 ID:bxxpIRga0
憧「で、しずが言ってた駅前の美味しい店ってのはどこなのよ」

灼「そういえば言ってたね」

やえ「ほう・・・。それは楽しみだな」

穏乃「確かこの辺りにあるって聞いたんですけど・・・。あ、あれだ!」

憧「ここかー」

灼「見た目は普通だけど・・・」

やえ「黄色い看板だな」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:04:55.33 ID:bxxpIRga0
やえ「すごい行列だな・・・。これなら味に期待できそうだ」

灼「うん」

憧「そうね。あたしたちも並びましょ?」

穏乃「何言ってるんですか灼さんにやえさんに憧!」

やえ「並ばないというのか?」

穏乃「チッチッチ、並ぶ前に食券を買うらしいんですよ。ほら、並んでる人、みんな食券握ってるでしょ?」

灼「なるほど・・・」

憧「買わずに並んでたら恥かくとこだったわね」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:13:14.46 ID:bxxpIRga0
憧「さて、何食べよっかな~」

やえ「私はタンメンにでもするとしよう」

灼「じゃあ私は塩で・・・」

穏乃「何言ってるんですか?ほら、食券機見て下さいよ」

憧「わぉ・・・。メニュー少なっ!」

灼「ぶた入りラーメン・・・?チャーシューのことかな?」

やえ「なるほど。メニューが少ないのは手間を省く為か、味に相当自信があるということなのだろう。そしてこの行列から察するに後者・・・!」

穏乃「憧~、私ぶたダブル大ラーメンで」

憧「はいはい(安く済んでよかったわ)」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:17:17.99 ID:bxxpIRga0
灼「じゃあ私はラーメンで・・・」

やえ「なんだ、灼は小食だな。よし、ここは一つ王者の食べっぷりをお見せしよう!私もぶたダブル大ラーメンだ!」

穏乃「おお~、やりますな~」

やえ「ふふふ」

憧「やえさんもバカに合わせなくたっていいのに。・・・ん、あたしはぶた入りラーメンにしよっと」

穏乃「よーし、食券も買ったし最後尾に並ぶぞー」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:19:25.92 ID:AECKmnfi0
無理するなよ……
支援
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:22:19.52 ID:sqTYQjgV0
あかん、ニワカ先輩腹壊してしまう
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:22:25.37 ID:bxxpIRga0
やえ「それにしても、並んでる人たちは随分と・・・」

灼「ほんとだ。大食いそうな人ばかり・・・」

憧「安いからじゃないの?ラーメンなんか500円だったでしょ」

穏乃「うんうん」

やえ「なるほど、それもそうだな。さしずめラーメン界のマクドナノレドといったところか」

灼「それは違うと思・・・」

憧「あ、そろそろ入れそうよ」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:32:34.62 ID:bxxpIRga0
憧「えっ?別々の席になるんですか?」

店員「あしゅしゅあいしす。ペヤッ」

穏乃「まあ、これだけの行列だもん。それでお願いしま~す」

灼「私たちは偶然隣同士の席だね」

やえ「もはやこれは必然だな」

灼「必然って・・・」

やえ(ふふふ、私の食券はぶたダブル大ラーメン。これを軽々食べきれば灼の私を見る目も・・・。ふふふ・・・)

穏乃『あ、私は全マシで』

灼「穏乃、全マシって・・・。へぇ、ここってトッピング無料なんだ・・・。お得・・・。じゃあ穏乃みたいに頼んだ方がいいのか・・・」

やえ「ふんふむ、なるほど。ということは素のラーメンの量はさほどでもないのだろう」

憧『あたしは普通で』
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:38:26.88 ID:bxxpIRga0
灼「向こうは全マシと普通か。穏乃、食べ切れるのかな?」

やえ(ほぅ・・・。ということは、私もトッピングを全部頼んで食べ切れれば灼にすごいと言ってもらえる・・・)

店員「ふぉかぬぽぅ」

灼「それじゃあ私は野菜のトッピングをお願いします」

やえ「私は全マシでお願いします」

ドン!

灼「食べ切れるの・・・?」

やえ「王者を甘く見るな、灼。なに、こう見えても私はサーティワソではトリプルを頼んだことだってある。ダブルくらい相手にならんよ」

灼「頼もし・・・」

やえ(そうそう、その目だ。私は灼にその目で見られたかったんだ。よし、ラーメンが手元に来たらかっこいいとこ見せてやるとしよう)
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:39:46.51 ID:WEie+fQj0
にわか先輩…
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 04:46:03.61 ID:bxxpIRga0
灼「それにしてもすごい店内・・・」

やえ「確かに。壁に社訓が貼ってある」

灼「味の乱れは心の乱れ、味の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れだって・・・。論理の飛躍すご・・・」

やえ「風が吹けば桶屋が儲かるようなものだろう」

灼「こういうの見てると退屈しないで済むね」

やえ「わ、私は別にあんたといるだけでその・・・///」ゴニョゴニョ…

灼「えっ?何か言った?」

やえ「なんでもない///」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:00:15.28 ID:bxxpIRga0
憧『お肉デカッ!?』

灼「あ、向こうはもうラーメン来たんだ」

やえ「そのようだ」

穏乃『ハムッ!ハフハフ!ハムッ!うおォン!美味いに゛ゃあ゛』

憧『なんで口調がにゃんチュウになってんのよ、もう』

やえ「くくっ、阿知賀の後輩は愉快だな」

灼「うぅ・・・、面目ない・・・」

やえ「いや、楽しそうでいいじゃないか」

店員「アイエエ!クドリャフカ!ラーメンナンデ!オマチ!」

灼「やっと来た・・・。普通のラーメンだ・・・」

やえ「えっ・・・あぁぁ・・・」

灼「どうかし・・・って多っ!?」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:05:56.80 ID:bxxpIRga0
灼「大丈夫なの・・・?」

やえ「はむっ!」

灼「聞いてないし」

やえ(聞いている!灼の言葉を私が聞き逃すわけがない!ただ、コレは危険だ・・・。計算では早く麺を食べなければスープを吸って取り返しが付かなく・・・)

やえ「ちゅるちゅる・・・」

灼「かわい・・・。じゃなくて、私も食べないと・・・///」

やえ(これはキツイな・・・。表で烏龍茶の自販機があったのはこのせいか・・・。だが、私はこんなラーメンに負けたりなんか・・・)
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:13:41.76 ID:bxxpIRga0
穏乃『ぷはーっ、食べた食べたー』

憧『あんた、あたしより小さいくせによくそんな食べれたわね・・・』

灼「向こうはもう食べ終わったみたい・・・。大丈夫・・・?」

やえ「ああ・・・」

やえ(とはいっても、私の胃の許容量はもうオーバーしている・・・。かといって灼の前で無様に残すわけにはいかない・・・)

やえ(完食して、なおかつ灼の前でかっこつける・・・。王者はどちらもやらねばならないのが辛いとこだな・・・)スクッ

灼「いきなり立ってどうしたの?」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:20:11.60 ID:bxxpIRga0
やえ(・・・・・・・・・)トンッ トンッ

灼「ちょっ、何店内でジャンプしてるの?」アセアセ

やえ(幽門開放!)カッ

胃は十二指腸へ食べ物を送り出している
通常胃は食べ物を胃液で消化してから十二指腸へと送り出す
しかし、胃と十二指腸の境目の幽門を開放すればどうなるか?
そう、食べ物は未消化のまま十二指腸へと送られる
しかし、そうすることにより胃に新たにスペースが生まれる
デメリットは未消化の食べ物をそのまま腸へと送るため、下痢便確実っ!

やえ「さあ、続きを食べるとしよう・・・。ちゅるちゅる・・・」

灼「なんだったんだろ・・・。あ、ほっぺにスープ付いてるよ」フキフキ

やえ「ちょっ、今は食べてる途中だ・・・///」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:22:43.87 ID:bxxpIRga0
憧「いやー、すごいとこでしたねー。やえさんもしずと同じの頼んでましたよね?大丈夫でしたか?」

やえ「まあな」

穏乃「すごっ!?やえさん、見かけによらず激しいんですね」

灼「うん。すごかった。まさか完食するなんて思わなかったから」

やえ(灼の眼差しを心地よく思う余裕すらない・・・。うぇぇ・・・)
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:24:43.14 ID:Db3JciEO0
やえさん可愛い
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:24:56.79 ID:AECKmnfi0
強がりやえたそ支援
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:29:56.17 ID:bxxpIRga0
憧「これからどうする?」

穏乃「私はお腹一杯になったからもういいや」

憧「ちょっ、デートなのにそれってあんまりでしょ!」

灼「クスッ・・・」

憧「灼も笑ってんじゃないわよ。やえさんは食事のあと何か予定とか立ててましたか?」

やえ(立ててはいたが、さすがにこのお腹の状態では遊べな・・・。うぷっ・・・)

やえ「そうだな・・・。とりあえず、食事のあとでみんな動くのもアレだろう。喫茶店でお茶でもどうだろう?」

灼「うん。いいと思・・・」

穏乃「喫茶店?・・・ケーキか!憧、ケーキ!」

憧「はいはい、わかったわよ。デートだもんね(今月のお小遣いピンチなんだけど、しずの喜ぶ顔が見れんだから良しとしとくか)」

やえ(よし・・・。喫茶店なら座って休むことができる。それに、灼も満更でもなさそうだったし、いいチョイスだったかもしれないな)
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:40:07.12 ID:bxxpIRga0
憧「へぇ、ここってスタバじゃない」

やえ「ああ。ス夕ーバックスコーヒー。奈良にも新店ができたから、灼を連れてきたかったんだ」

灼「その・・・ありがと・・・///」

灼(私の為に・・・か・・・。嬉し・・・♪)

やえ「あ・・・うん・・・///」

やえ(普段表情をあまり見せないせいか、灼の照れた顔は反則過ぎなんだけど!)

穏乃(ファミマチキ下さい)

憧「今、しずの声が直接脳内に・・・!?って、スタバにファミマチキはないから!」

穏乃「えへへ」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:49:17.45 ID:bxxpIRga0
憧「ま、とにかく早く注文して座りましょ」

穏乃「何食べよっかな~」

灼「まだ食べるの?すご・・・」

やえ「一番小さいのにすごいな・・・」

穏乃「そうですか?」

憧「しずは特別なのよ(山で駆け回ってるから一日に数千カロリーは必要でしょうしね)」

穏乃「えっ・・・私が特別・・・?」

憧「ん?」

穏乃「あ、あはは・・・。そうか・・・そっかー・・・。私が特別かー・・・///」

憧「あっ・・・、い、いや、これはその・・・///」

穏乃「・・・・・・・・・///」

憧「・・・・・・・・・///」

灼(っていうか、今更穏乃は憧を意識して・・・。気付くの遅すぎ)
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:53:16.40 ID:bxxpIRga0
店員「いかがいたしますか?」

憧「そ、そうだ、注文注文・・・。先にどうぞ・・・///」

灼(パニクってるな、憧。仕方ない。私が注文しよう)

やえ「ベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ。を、お願いします」

穏乃「えぇっ!?何それ、すごっ!」

灼「そんな長いのをソラで言えるなんてすご・・・。カッコイイ・・・」

やえ(ふふふ、この為に家で練習してきたからな)
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 05:59:51.23 ID:Db3JciEO0
練習に余念のないやえさん可愛い
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 06:00:10.93 ID:bxxpIRga0
店員「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでよろしかったでしょうか?」

やえ「えっ・・・」

やえ(マズイ・・・。返されるのは考慮してなかった・・・。私は店員が返したメニューを言ったんだったか?店員が間違ったのを言った可能性は・・・?)

やえ(マズイ、だが、ここで時間をかけるとニワカだと思われる・・・。ならばここは・・・!)

やえ「最初に頼んだのと同じベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノで」

やえ(最初のメニューを繰り返す。これでボロは出ない)
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 06:04:51.94 ID:bxxpIRga0
店員「失礼しました。ではベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでは無く、
ベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでよろしかったでしょうか?」

やえ「はい。それでお願いします」

穏乃「やえさんすごいです!あんな長いメニューを注文して、なおかつ店員さんの間違いまで指摘しちゃうなんて!」

灼「うん。慣れてるって感じした」

やえ「ふふ、ニワカ店員は相手にならんよ」

やえ(今の私、最高にカッコイイ・・・)
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 06:05:23.40 ID:Db3JciEO0
やえさんかっこいい!
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:23:51.18 ID:bxxpIRga0
灼「ふぅ・・・。落ち着くね」

やえ「ああ、そうだな・・・」

穏乃「うわぁ、このケーキ美味し~♪」

憧「ほんと美味しそう。一口いい?」

穏乃「いいよ。・・・あ、そだ。あーん」

憧「えぇ!?・・・し、仕方ないわね。あーん・・・///」

穏乃「ね?美味しいでしょ?」

憧「ほんと!何これ、ふんわり柔らかで・・・」

穏乃が食べたのはストロベリーシフォンケーキ
豆乳を使用したしっとりとした生地とストロベリー生地をマーブル状に焼き上げてあるので、舌触りが滑らかなのだ
また、ホイップクリームもキメ細やかで口の中に軽く広がりいくらでも食べれそう
これで380円というのだから安いといわざるを得ない
また、ケーキの記事のマーブル模様も目を楽しませてくれ、美味しさと見栄えの両方で楽しむことが可能だ
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:30:50.76 ID:bxxpIRga0
灼(あれ、明らかに間接キスだよね・・・。憧、気付いてないのかな・・・?)

やえ(なるほど、ああいう手があったか・・・。だが、私は元々お腹一杯なのに加えて、ベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップ
キャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノというちょっと重いのが手元にある・・・)

やえ(だが、灼との・・・か、間接キッス・・・///)

やえ(よし!)

やえ「灼。あんたのケーキも美味しそうじゃない。よかったら一口私にくれない?」

灼「あ・・・うん。それじゃ・・・その、穏乃たちみたいに、あーんとかする・・・?その、嫌ならいいんだけど・・・///」

やえ(やった!作戦成功ね!さすが私)
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:37:17.11 ID:bxxpIRga0
やえ「王者たる者、一人で食べれる。甘く見るな」

灼「そ、そっか・・・。だよね・・・」

やえ(やっちゃったー!何で私はこう・・・。いやいや、まだ諦めるわけには・・・)

やえ「で、でも、灼がどうしてもあーんしたいっていうんならやったげてもいいけど・・・///」

灼(あーんしてあげたい・・・。でも、そんなことしたいなんて言ったら変に思われないかな・・・?ラーメン屋さんでラーメンすすってるやえさんの口元かわいかったな・・・)

灼「・・・・・・・・・」

やえ(あれ・・・?無言・・・?ど、どうしよう・・・!怒らせたか!?)
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:42:25.92 ID:bxxpIRga0
憧(もう、じれったいわね。まあ灼のデートについてきたからしずといい感じになれたわけだし、助け船でも出してあげますか)

憧「灼、王者たるやえさんに食べさせてあげなくてどうするの?やえさんは王者でいることに疲れることもあるだろうし、せっかくだから食べさせたげなさいよ」

灼「う、うん・・・。それじゃ、口を開けて。あーん・・・///」

やえ「あ、ああ・・・。あーん・・・///」

灼(ちっちゃくて可愛いお口・・・)

やえ(ラーメン屋のあとすぐに口臭対策しといてよかった・・・。王者たる私に死角などないのだ)

やえ「あむっ・・・。んむんむ・・・」

灼(か、間接キス・・・///)

灼「どうかな・・・?」
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:49:09.75 ID:bxxpIRga0
やえ「よくわからない」

灼「えっ?」

やえ「い、いや、違う!そうじゃなくて、間接キッスだったから、味に集中できてなかったというか・・・って、しまった///」

灼「あ・・・///」

やえ「うぅ・・・///」

チョコレートチェリーケーキ
二人が食べたのがそれだ
生地はチョコレートスポンジにチョコレートムースを合わせた贅沢なもの
その生地に果肉たっぷりのチェリージャムをサンド
仕上げにホイップとチェリーのコンポートでデコレーション
濃厚なチョコレートに甘酸っぱいダークチェリーがたまらない
まさに大人の味
これで400円というのだから驚きだ
機会があれば一度食べるのも悪くはないだろう
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 07:57:07.15 ID:bxxpIRga0
やえ(もうどうにでもなれ!)

やえ「灼!」

灼「はい!」

やえ「今日は・・・その、予定空けさせてすまなかった。でも、どうしても渡したいものがあったんだ」

灼「渡したいもの・・・?」

やえ「ほ、ほら、これ・・・///」

灼「これ、もしかして・・・」

やえ「ああ、バレンタインデーのチョコだ。正直、私はバレンタインなんていう業者の販促に踊らされるのが嫌で今までこういうのはしたことがなかった」

灼「じゃあ、私が初めてなんだ・・・。嬉しい・・・」

やえ「ま、まあ、そういうこと!この私の手作りなんだからありがたく貰っときなさい///」

灼「うん・・・。大事にしまっておく・・・」

やえ「ちょっ、気持ちは嬉しいけどちゃんと食べなさいよ!」

灼「ふふ、わかった」
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 08:00:28.58 ID:bxxpIRga0
やえ「そういえばさっきから穏乃が大人しいな・・・」

灼「確かに・・・」

憧「それが、テーブルに突っ伏したまま起きないんですよ。おーい、しずー?」

やえ「まさか・・・!?」バッ

灼「え・・・?もしかして・・・」

憧「そんな・・・嘘でしょ・・・。しず、目を覚ましてよ・・・」

やえ「間違いない、彼女は・・・」

憧「お腹一杯になったから寝ちゃったんだ・・・。今日はせっかくのデートなのに・・・」

穏乃「・・・Zzz」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/11(月) 08:16:02.00 ID:kQm3nCGZO
王者が可愛すぎた乙

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